第1回鶴川建築ツアー レポート!
10月5日、第1回鶴川建築ツアーを開催しました!
スタッフも含め、建築ツアー26名、その後の懇親会は22名とご一緒しました。
それでは、ツアースタート!
①鶴川駅/TNA/現在設計中
まずは、駅舎が2024年頃、完成予定の鶴川駅。
自由通路ができる現在のバスターミナルに移動し、
今回特別に参加して頂いた設計者であるTNA・鍋島さんに、
新しい鶴川駅の概要について説明して頂きました。
詳しくは、鶴川駅を考える会HPなどを参照してください。
②apple studio flats/e.u.a(牛田英作)/2005年
続いて、賃貸デザイナーズマンションのapple studio flats。
角地に沿うようなアールの平面、高さ方向にも広がっていく形が印象的。
杉浦さんからも「かっこいいよね」という感想が。
上階からの鶴川の景色も気になります。
③和光大学ポプリホール鶴川(町田市鶴川緑の交流館)/仙田満+環境デザイン/2012年
3ヶ所目は、ポプリホール。
館長の石井さんご案内のもと、
地下から3階、更には普段入れない屋上まで上がらせてもらい、ポプリホールを堪能しました。
好立地を活かし、電車からよく見え、電車もよく見える、小田急線との関係。
高さの低く抑えられた屋上からでも、岡上、玉川学園方面がよく見える、街との関係。
屋上を利用するアイデアをぜひ提案したいですね!
④トラス・ウォール・ハウス/ウシダ・フィンドレイ・パートナーシップ/1993年
続いて、誰もが気になるこの建物。
生傷が絶えない、掃除が大変、既成の家具が納まらないなど、雑誌の情報を吉岡より。
フィンドレイさんと面識があったという杉浦さんからは、
トラスウォール工法の概要、「一度は住んでみたいよね」という感想などの話を頂きました。
⑤tetto/SALHAUS/2015年
ここからは、住所でいう川崎市麻生区岡上に入って、まずはtetto。
オーナーの宮野さんから建物の概要について説明。
市街化調整区域にある敷地で、ハウスメーカーから満足な提案がなく、
プリズミックに相談して2社コンペを実施したという経緯を教えて頂きました。
偶然空いた一戸を特別に内見。
3.5mある天井高の開放感、ベランダから見える里山に岡上らしさを感じます。
tettoのワクワクする魅力に、参加者の「住みたい!」という声が上がりました。
番外編:岡上の小道
tettoから次の建築に向かうまでは、これぞ岡上という緑に囲まれた道を進みます!
⑥A邸/中村好文/2012年
6ヶ所目は、岡上の尾根道の脇にある中村好文さん設計の個人邸。
杉張りの外観、五右衛門風呂がある点などを簡単に説明。
中を見たいという声を頂きましたので、後々は実現できるかな?
⑦岡上の家/杉浦伝宗/1979年(2012年増築)
続いて、ガイドの杉浦さん自邸。
特別に内部を見せて頂きました。
透明ガラスで囲われ、まるで外にいるよう景色。
40年近い時間をかけて成長した木々と共存し、
時間の経過と共に豊かな環境が作り出されている。
岡上の環境を取り込んだ素晴らしい空間でした!
⑧六番坂の家/杉浦伝宗/2017年
そして最後は、こちらも杉浦さん設計の六番坂の家。
木工房、木工用ギャラリー、トリミングサロンを併設し、
建材一体型太陽光発電(BIPV)が採用された特徴的な外観。
建物の屋上から尾根にかけては芝や花、木々などの緑が広がっており、
自然とデザインの力を感じる場所です!
以上、今回は8軒の鶴川の建築を回りました。
そして、そのまま六番坂の家のスペースを借りて、懇親会へ。
料理は、鶴川daysのパートナーであるIRO OTO MIDORIの山口さんに、
無農薬・無施肥の岡上産野菜をメインに使った料理を作ってもらいました。
食後は、残った人で今後の鶴川での活動について話し合いました。
出てきた案を簡単に3つにまとめます。
①点を線、面にしていく
・建築ツアーは、エリアを広げていく。
・地域で活動する人々が繋がる。例としてオープンガーデンなど。
・鶴川駅の北と南の繋がり。
②鶴見川を活かす
「目の前が川」という駅は珍しく、鶴川駅の特徴。鶴見川の活用方法を検討していく。
③掛け合わせる
例えば、建築×アート、子供、農業など様々な組合わせを増やしていく。
今後の鶴川daysの活動
今後の活動としては、
建築ツアーの継続開催はもちろん、
鶴川駅の整備を見据えた鶴見川の活用について具体的に行動していこうと思います。
また次回の予定が決まりましたら、連絡します!
※運営メンバー募集
今後の企画を一緒に考え、情報発信、イベント当日の運営などを、楽しみながらやりませんか?
私も会社員をしながら、時間がある時に、楽しみながら活動しています。
興味のある方は連絡ください!
鶴川days・吉岡
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